2019年2月6日はボブ・マーリーの生誕74年目。2月は、ボブの誕生日に合わせ「レゲエ・マンス」と称されるほど、レゲエ・ファンにとっては特別な月でもあります。
わずか36歳(没年1981年5月11日)という若さでこの世を去り、今もなお彼の音楽は多大なる影響を与え続け、世界中の人々の心の中で生き続けている。そんな偉大なるボブ・マーリーの生誕を祝し、レゲエ関係者に数ある名曲の中から厳選してもらった名曲達をお届け致します♪ Happy Birthday to Bob Marley, 今日は皆でボブ・マーリーを聞いて一つに繋がろう!One Love.
(A - Z順)
1.) ♪ Exodus
Exodusは【脱出】っていう意味なんですけど、これはボブがジャマイカで政治抗争に巻き込まれて命を狙われ、ロンドンに身を移していた時に録音された一曲と言われています。このExodusの中には、その時のボブ個人の背景だけじゃなくて、全ての貧困層に向けて権力者やバビロンの支配から”脱出しろ”って言う意味が込められてて、この話を僕がロンドンに住んでた時に、生前のボブと交流があったラスタのおじいちゃんから教えてもらって、この曲聴きながら家の周りまで行きました(笑)。
2.) ♪ Is This Love
ジャマイカでボブのヒット・チューンがかかれば大合唱とゴン・フィンガーが巻き起こるが、この曲はどんな怖そうなラガ男も少年のようにピュアな表情になる名曲であります。感情を込めて"Is This Love"と歌う姿は恋多き(しかもその恋に全力を注ぐ)ジャマイカ人を象徴していて、なんとも微笑ましい気持ちになる。ゲットーの小さなワンルームで愛を育む、そんなジャマイカ人の男女の姿が目に浮かぶ所も、いつまでも変わらぬジャマイカの良さを感じることができる一曲です。
3.) ♪ Jammin'
レゲエと出会った頃に良く聴いてた曲で、10年以上前にボブのトリビュートCDの企画の話が来て時に真っ先に選んだのがこの曲で、初めてのカヴァー曲で最高に楽しかったんだけど、残念なことに大人の事情で企画自体が幻に終わってしまったんです。「Your life is worth much more than gold.」ボブはいつでも人生を輝かせる方法を教えてくれる。
4.) ♪ Jah Live
どこか哀しくも力強い。歌詞内の「チルドレン」の言葉に未来へのメッセージを感じる。リメイクオケのデュアン・ スティーブンソン「August Town」も好き。
5.) ♪ Natural Mystic
何度もこの曲に助けられました。 特に災害の後は。 サウンド・システムでは何度聴いても身体に電流が走る感覚になります。僕がダンスでこの曲をプレイする時は、みんなとはちょっと違うヴァージョンをかけます。是非現場に来て聴いてみてください。
6.) ♪ Redption Song
「縛られた心を自ら解放するんだ。
自分を自由にするのは自分しかいない。
俺たちは誇りをもってこの時代を進んでいこう。
あなたも一緒に歌ってほしい。自由の歌を。救いの歌を。」
聞いた瞬間に、このメッセージと強いバイブスが強烈なインパクトだったのを覚えてます。ボブ・マーリーのメッセージと世界観と愛はまさにレゲエであり、レヴェル・ミュージック。イントロから鳥肌もんでメロディーも最高に気持ちいいんで是非聴いてもらいたいオススメの一曲。
7.) ♪ Stir it up
セクシーなギターソロと隠喩が印象的で、大切な人とぴったりくっついて揺れたい一曲。
8.) ♪ Three Little Birds
この曲は南アフリカのヨハネスブルグで大合唱だったのが印象的でした。
アフリカ人1000人の響きは完全に俺のレゲエ心がやられた。今でもこの曲を聴くとアフリカのあの光景が浮かぶ。This is my message 2 you.
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