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アルバム・レビュー
これまで自身名義での二枚のEPや客演作品で幾多のパンチラインを生み、鮮烈な印象を残してきた兵庫/神戸エリアを代表するソロ・マイカー阿修羅MIC、待望のファーストアルバムとなる本作は、先行シングル「 - 彌榮-いやさか- (prod. DJ RYOW Space Dust Club)」を筆頭に、彼のルーツとなる街や国、大切な人たちへの愛情に満ちたメッセージが敷き詰められた一枚に。
小細工なしで、真摯にひとつひとつの言葉を噛みしめるが如きフロウと、丁寧に綴られたリリックスは武骨だが暖かく、そこに一切の嘘や偽りがないことをリスナーに確信させてくれるだろう(ヒップホップの世界ではそれを”リアル”と呼ぶ)。
1800年以上の歴史を誇る生田神社に由来する神の戸、港町「神戸」の看板を背負ったフッドスターにふさわしい、漢の矜持を示す重厚な作品だと言えよう。
小細工なしで、真摯にひとつひとつの言葉を噛みしめるが如きフロウと、丁寧に綴られたリリックスは武骨だが暖かく、そこに一切の嘘や偽りがないことをリスナーに確信させてくれるだろう(ヒップホップの世界ではそれを”リアル”と呼ぶ)。
1800年以上の歴史を誇る生田神社に由来する神の戸、港町「神戸」の看板を背負ったフッドスターにふさわしい、漢の矜持を示す重厚な作品だと言えよう。