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アルバム・レビュー
2022年「Balance」から約二年半振りとなるEPリリース
前作に続き、梅田サイファーでエンジニア・プロデューサーを務めるCosaqu(コーサク)と再びタッグを組み更に深化したラップとサウンドが絡み合う全七曲。
今作のリード曲でもある、エモーショナルな80sライクなキーボードサウンドに、好きな事をやり続ける難しさと覚悟を力強くラップする「誰が為」
メロウでソウルフルだが熱さも兼ね備えたトラックの上で、一日の終わりにふと感じる漠然としたネガティヴをどこかあっけらかんと歌い上げる表題曲「寝言」
808サウンドと土臭いドラムが融合したソウルサウンドに、タイトなリズムとライミングにユーモアを織り交ぜたふぁんく節が随所に光る一曲「my style」
優しいローズと2000年代の初期ヒップホップを感じさせるドラムが特徴的な、初めて親になった日から、我が子の成長を嬉しくも少し寂しく思い始めるまでをストレートな愛情表現の中に哀愁の漂う語り口でお届けする親バカ必聴曲「無償の愛」
ヒップホップシーンの盛り上がり、映えやフレックスとは対照的な平凡で緩やかな日常
ライムとビートを鳴らして羨望を乗り越えた先のささやかな自己満足を燃料にまた一歩踏み出す、その繰り返しを飾り気なくもポジティブに歌う「日々とビート」
ET 今なお友人、その一言に全てが集約される。ダークなリードシンセが空気を形成し、まさに現代版Boombopともいえる、肩の力を抜き頭を空にして聴くのが正解なファニー珍曲「おもてたよりも」
疾走感のあるブレイクビーツと、ホーンセクションがうなるサウンドを母体としたバース一本勝負の嘘と本当、善と悪が曖昧で混沌とした世界にあっても己を貫き続けるメッセージを提示する「ism」
前作『Balance』を経て、お互いの理解がさらに深まったからこそ為せる、他に類を見ないモダンサウンドが詰まったEPがここに完成した。
前作に続き、梅田サイファーでエンジニア・プロデューサーを務めるCosaqu(コーサク)と再びタッグを組み更に深化したラップとサウンドが絡み合う全七曲。
今作のリード曲でもある、エモーショナルな80sライクなキーボードサウンドに、好きな事をやり続ける難しさと覚悟を力強くラップする「誰が為」
メロウでソウルフルだが熱さも兼ね備えたトラックの上で、一日の終わりにふと感じる漠然としたネガティヴをどこかあっけらかんと歌い上げる表題曲「寝言」
808サウンドと土臭いドラムが融合したソウルサウンドに、タイトなリズムとライミングにユーモアを織り交ぜたふぁんく節が随所に光る一曲「my style」
優しいローズと2000年代の初期ヒップホップを感じさせるドラムが特徴的な、初めて親になった日から、我が子の成長を嬉しくも少し寂しく思い始めるまでをストレートな愛情表現の中に哀愁の漂う語り口でお届けする親バカ必聴曲「無償の愛」
ヒップホップシーンの盛り上がり、映えやフレックスとは対照的な平凡で緩やかな日常
ライムとビートを鳴らして羨望を乗り越えた先のささやかな自己満足を燃料にまた一歩踏み出す、その繰り返しを飾り気なくもポジティブに歌う「日々とビート」
ET 今なお友人、その一言に全てが集約される。ダークなリードシンセが空気を形成し、まさに現代版Boombopともいえる、肩の力を抜き頭を空にして聴くのが正解なファニー珍曲「おもてたよりも」
疾走感のあるブレイクビーツと、ホーンセクションがうなるサウンドを母体としたバース一本勝負の嘘と本当、善と悪が曖昧で混沌とした世界にあっても己を貫き続けるメッセージを提示する「ism」
前作『Balance』を経て、お互いの理解がさらに深まったからこそ為せる、他に類を見ないモダンサウンドが詰まったEPがここに完成した。