text &pic OKAMAI https://www.instagram.com/okamai_ja/

昨夜Zenda manがSTINGにて華やかに前半戦のショーのハイライトを飾った。

ジャマイカで開催される世界一のダンスホールショー"STING"は今までもたくさんの歴史を刻んできた。
アーティスト同士が即興で罵り合う対決(クラッシュ)が見どころでバイブス・カーテルVS モバドなどジャマイカレゲエを聴く人なら当時話題になっていたのを覚えているだろう。

そしてホットなダンスホールアーティストが12時間近くひたすら出るという”ダンスホールアーティスト”なら避けて通れない名門ショーが7年ぶりに開催。
カナダ、スエーデンなど海外で活躍するアーティストも出演し日本代表Zenda manも出演した。

今回は時間軸とともに(写真多めで)STINGまでの道のり&インタビューを紹介します。


11月8日 
7年ぶりにStingが開催されることになり派手にメディアローンチが開催される情報をゲット。
呼ばれてもいないがバイブスをあげるためZenda Man,ガチャ、私(オカマイ)で乗り込む。そして"STING"出ますよオーラをふりまく。
3人とも根拠のない”絶対STING出れて、絶対盛り上げる”という自信は謎にあった。

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11月21日
Stingのプロモーターが某所でミーティングをしてることを聞きつけその場に押しかけ交渉成立。
もう出演者は締め切った後だったが、過去にSTINGに出演したAckee&Saltfish など日本レゲエの先人がSTINGでガッツリ盛り上げてるということと、プロモーターが若手スタッフに「Zenda manソーシャルネットワーク系はどうだ?」と聞いて調べさせたところYoutube、インスタ、Twitterを見た結果「Solid!(素晴らしい)」と若手スタッフが言ったことから即出演決定となった。


12月16日 
初リハーサル。新人なのでトラックで歌うと言われてたが、バンドでのリハだと知りテンション上がる。初バンドメンバーと顔合わせ。バックダンサーとしてFUJIWARAに出演してもらうことになる。Curfew bandにリディムを聞かせると、その場ですぐ演奏することができることに感動。そして踊ってるFUJIWARAに釘付けなバンドメンバーが印象的だった。 

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12月19日

リハーサル2回目。 最終リハーサルでバンドもFUJIWARAの息もピッタリ。

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12月20日 

キングストンのゲットー(スラム街)地区で開催される、ショーの名前もそのままという"Ghetto Splash" に出演。直前交渉だったため、リストに名前はなく、
いつ割り込んでステージに上がれるかステージの下で待つ。仲良しのセレクターの後押しもあってステージに上がることができ、若手アーティストがずらずら出る中、圧倒的に盛り上げたZenda manと3人のダンサーは会場に火をつけた。終わってからインタビューもこなす。 
「人生初の大きいステージでパフォーム。すごく楽しかったです。歓声も聞こえてステージ広いし見えないぐらいのとこから視線感じるのが気持ちよかったです。実は昔から目立ちたがりなんです。」

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12月26日 

STING当日。

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STINGのステージに上がれるパス。4人分とアーティスト用の駐車場パス。「とうとうこの日がやってきました。ジャマイカに来る前、地元の洋服屋で「お前ジャマイカ行くならTrigga Fingaみたいになんなきゃダメじゃね?って2017年に言われました」


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STINGが開催されるオーチョリオスにてはるばるキングストンから1時間かけて到着!


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ホテルのバルコニーでガチャとラム酒のクランベリージュース割を飲んでリラックスタイム


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アメリカ在住のZenda manのファンが作ってくれた衣装。桜の柄で日本をアピール。「クラークスの中敷も桜柄で粋ですよね。」


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二人の衣装も”和”テイストであってる!


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Stingの野外楽屋にて待機中。新曲「Chop Shop」も知ってる人がたくさんいてそのたびに声をかけられる。


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出番直前!ステージ衣装こちら。

「全然緊張しないですね。すごく興奮してくる!それが緊張ってものなのかな」とあくまでもマイペース。


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次はZenda man!ステージの階段の下でプロモーターのレン氏と。


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STINGでのパフォーマンスはYoutube『zenda mi zenda』でチェックしてください! 「最高でした。一瞬でしたね。お客さんの顔見えました。笑顔でよかった。いろんな人に声かけられて写真もいっぱいとってよかったです。楽しかったです。来年のSTINGはさらにいい時間に出れるように。前半のハイライト飾れてよかったです。」


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ステージ後はメディア取材に囲まれて一つ一つバイブス高めでインタビューをこなす。 
「ジャマイカのどこが好き?って聞かれたのでギャルのプンプンって言ったらウケてましたね。アジア人のちんこ小さいって言われがちだけど俺のは竹くらい長いって言ったらウケてました。それSami-Tさんから言えって言われたんで。笑」

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一度ホテルに戻り休憩してから朝3時ごろ会場にてSTINGを朝7時最後まで堪能。
お疲れ様でした。

「自分以外のジャマイカのアーティストもそうだと思うんですけど、みんないろんな人つれて会場に来てて、協力してステージに上がれてる感じがある。自分もガチャさん、オカマイさん、藤原さんの協力でやっとでれると思うんで一人でできることって少なくて。やっぱチームワークって大事で。そこジャマイカから学んだと思います。日本のファンの方達も応援してくれたんで。配信もみんな購入して見てくれててよかったです。次はさらに上がってきます。」

「Sting出るのに大変だったのは当日着くまで出演時間がわからないってこと。 でもリハも2回やったし思った以上にアーティストとして待遇されてて嬉しかったです。普通に。」

「今までレゲエが好きで聞いてた人たちもこれからまたレゲエも新しい世代が盛り上がって面白くなると思うのでぜひサポートとこれからもレゲエ聴いて人生を豊かにしていけたらと思います。あと俺世代、若い子たちもこれからの人生の楽しみをレゲエと共に過ごしてもらえれば。そんな音楽を提供していきたいと思います」


Zenda man 2月に日本に行きます。詳しい情報はインスタ、youtubeをCheck!
https://www.instagram.com/zendaman_official/


OKAMAI 

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ジャマイカ在住15年のコーディネーター、ライター、ダブ屋、日本ツアーアーティストブッキングエージェント,ジャマイカでのツアーガイド。旅好きで行った国60カ国 "危ない世界の歩き方 危険な海外移住編""まずは行動する人がうまくいく”著者。 https://www.instagram.com/okamai_ja/