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2019.9.9

尼崎散歩 〜EMPEROR 10th Anniversary special interview〜

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関西の俊英レゲエサウンド、エンペラー。

“音の格闘技”サウンド・クラッシュで頭角を現し、日本を代表する二大レゲエフェス『横浜レゲエ祭』『HIGHEST MOUNTAIN』にも出場。地元尼の盟友・THUNDERとの全国ツアーなどを通じて、尼崎から日本全国にその名を轟かしてきた。

そんな彼らが今年でめでたく結成10周年を迎える。

HOMEである尼崎まで赴き、もはや“若手”の冠もすっかり必要なくなった彼らに、街を一緒に散策しながら10年分の思い出をたっぷりと語ってもらった。

 

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TAKU

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JACKEY

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YO-CHANG

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ZUNGGU ZUNGGU

 

EMPEROR結成

TAKU:2009年に尼崎で結成しました。
JACKEYとは同じ中学校の同級生で、お互いレゲエが好きで一緒にイベントを企画したのがきっかけでしたね。
元々は別のサウンドクルーで、EMPERORは現ホストMCのYUNG SACHIとNAOKIの幼馴染み3人でやってました!
JACKEYはONE WISHからのVOLCANOっていうサウンド名で活動してたかな。
尼崎のDEEPAと神戸岡本のSTORKってとこで、イベントを開催したりしてるうちに自然と一緒にサウンドをするようになりましたね。

 

JACKEY:よーちゃんは、THUNDERが尼爆にスカウトして尼爆でアーリーを担当するようになり、僕らが誘いました。

YAMATO(※EMPERORマネージャー。THUNDERのマネージメントも兼任する)も同時期で、当時お客さんだったヤマトが「EMPERORの力になりたい」と言ってくれたのは覚えてます。確かなんかのダンスの帰りの車で。

AXE、ZUNGGUはその後で彼らが組んでいたサウンドが解散した時期に尼爆のメンバーだった彼らをメンバーに誘いました。

 

f:id:RZ_TEST:20190901175055j:plain※二人の母校、昭和中学校(現・尼崎市立中央中学校)

 

尼爆の思い出

JACKEY:「DEEPA」っていうライブハウスがあってそこが始まりでした。毎月第2土曜日に開催していたのですが毎月1番楽しみにしていたダンスです。

地元のダンスってだけに誰よりも早く会場に行って練習したり、朝方も1人でPlayしたりしてました。

それぐらい尼爆は大好きでした。本当に尼爆はみんなが自分の好きな事ばかりしてるダンスで、それが良かったのか小規模なのに全国的に名の知れたダンスになり、各地の色んなアーティストに呼んでほしいって言われるぐらいにまでなったダンスです。悲しかったのが長期ジャマイカ滞在で帰ってきたらDEEPAなくなっていたって事ですね。ほんまに自分が愛した場所やって……その後は神戸に場所を移して開催して、今はまた尼崎に戻ってきてラフビートという場所で2カ月に1回日曜日の夕方から開催しています。

 

YO-CHANG:最初に1人でサウンドをやっている時に、京都で初めて出たダンスが風営法の影響で終わってしまって、出演ダンスがゼロになりました。ちょうどその時に関係者に配ってたMixを聴いたTHUNDER君から電話があって、選曲いい感じやし、尼爆出て欲しいと言われ、そこからトントン拍子にいろんなダンスに声かけてもらえるようになり尼爆の影響力をすごく感じました。今のEMPERORやDOWN TOWNともそこで初めて出会いました。あれがなければEMPERORに入る事も尼崎に住むこともなかったかもしれません。

 

TAKU:『尼爆(尼崎爆音化計画)』は自分達が始めたんじゃなくて、同い年のTHUNDERとDOWN TOWNのCHI-ROがDEEPAでキープしててリンクしてるうちに一緒にやろうやって言ってくれて尼爆CREWに入った感じです。

小さい箱なんですが、毎月みんなが集まって音楽で盛り上がってるのが楽しくてしょうがなかったです! 色んな人と出会って楽しい思い出がいっぱいあります。
尼爆は自分達のルーツですね……。
DEEPAが閉店して、神戸の太陽と虎に移動したり、今は尼崎のROUGH BEATで開催してます。
尼爆10周年の節目で『尼崎レゲエ祭』をみんなで団結して開催できたのも自分達にとって大きかったですね。

“尼崎爆音化計画”なんで尼崎にレゲエのシーンを作って音楽好きな人を少しでも増やして、音で人と人を繋げていけるように頑張っていきたいですね。
みんなもこの計画に乗っかってほしいです!

 

f:id:RZ_TEST:20190901180615j:plain中央商店街の入り口にある、旧Deepaがあった場所

 

初めてのサウンドクラッシュ

TAKU:初めてのサウンドクラッシュは2010年。今でもよく覚えてます。
EMPERORを結成して1年くらいたった頃、姫路のFAB SPACEってとこで初めてのサウンドクラッシュでした。この頃はジャマイカンのダブは1曲もなかったので、仕事を辞めてジャマイカに飛んで、毎日のようにダブ録りやってましたね! 貯めたお金、全部使っちゃいました!(笑)
このクラッシュは尼爆CREWのDOWN TOWNも出場してて、決勝のTune Fi Tuneは直接対決でした。
結果はチャンピオンになれましたが、ここからがスタートやなって思って、毎年のようにクラッシュに出るようになりましたね。
間違いなく人生のターニングポイントでした!

 

JACKEY:当時は初ジャマイカから帰ってきて調子乗ってた時期で、はっきり覚えてませんが圧勝した記憶はあります(笑)。

これがきっかけで兵庫県以外の人にもEMPERORという名前が知られたのかな?という感触はありました。

 

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BOOM CLASH

TAKU:2016年、JACKEYとジャマイカ修行しに半年くらい行こうかってことで滞在してた時に『BOOM CLASH』がちょうどやってる時期で、元はクラッシュしに行くっていう感じじゃなくて、ストリートダンスでPLAYしたいなくらいに思ってました。

 

JACKEY:元々、日本の某SOUNDが出場する予定だったんですそれがキャンセルになり急遽出場する事になりました。

ヶ月に渡る長期戦なので中々出場できる日本のサウンドがいなかったのですが、僕らがたまたま半年ジャマイカに滞在しているタイミングだったので出てみたら?っていう感じだったので出ました。完全に勢いです。ただ、出場サウンドも『FIRE LINKS』『TONY MATTERHORN』などが出ているクラッシュっていうのもあり相当な準備、練習を繰り返したので自分たちもかなりレベルアップしました。

 

TAKU:気が付けば勢いとバイブスで出ることになってましたね(笑)。
出場が決まってからは初の日本人サウンドってことで、プレッシャーが凄かったです。
応援してくれる周りの日本人やったり、ジャマイカ人がいたからやるしかないって気持ちになりました。毎日パトワ語勉強したり、勝つためにどうしたらいいかって考えたりミーティングを重ねて、猛練習しましたね。
その甲斐あって、KING ALLIANCEとSTAR KADEには勝利することができました。

セミファイナルでジャマイカのモンスターサウンド『FIRE LINKS』とタイマン勝負で、2ポイントとることができて、このままいったれーって思ったんですが、あと一歩届きませんでした。

 

JACKEY:FIRE LINKSに敗れはしましたが勝できて自信に繋がったし一気に全国のレゲエファンにEMPERORという名前が知れ渡り、かなり自分達にとって意味のあるクラッシュでした。

 

TAKU:この頃、ストリートダンスでもよくPLAYしてましたね!
毎週日曜、Dexta Dapsの地元Sew ViewでSeven Eleven Sunday、毎週火曜日にJAM 1っていうところでPLAYしたり、営業が入ったりしました!
STONE LOVEとWEDDY WEDDYで一緒に廻せたんが凄い良い経験になりました!

 

f:id:RZ_TEST:20190901191709j:plain創業150年以上の歴史を誇るかまぼこの銘店『枡千(ますせん)

 

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f:id:RZ_TEST:20190901192020j:plainJACKEYから取材スタッフにも振る舞い。ごっつあんです!

 

f:id:RZ_TEST:20190901192211j:plainあっつう〜!

 

JAPAN RUMBLE 2016

 

 

TAKU:自分らは1番後輩だったんでガンガン攻めていこうっていうスタイルでのぞみました。この場を借りて先輩達には生意気なこと言いまくったことを謝りたいです(笑)。
でも自分らなりのエンターテイメントとバイブスを出せたんでPLAYしてて楽しかったです! 会場が盛り上がったときの感覚はこの先も忘れないと思います。
JAPAN RUMBLEがきっかけでいろんな人に知ってもらえて全国からのブッキングが増えましたね。

 

JACKEY:はじめにMIGHTY CROWNのサイモンさんからオファーがあって即答で「出ます」って言いました。

相手も自分達より先輩で挑戦するぜっていうVibesでした。もちろん優勝するつもりで挑みましたが、結果は4R目で敗退しました。ですがこれで次クラッシュをする時はどう戦えばいいかなど課題がたくさん見つかったしこの日一番盛り上げたのはEMPERORや!って今でも思ってます!!

BOOM CLASHJAPAN RUMBLEがあった2016年から一気に全国での営業が増えました。

 

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f:id:RZ_TEST:20190901194220j:plain主催フェス『尼崎レゲエ祭』のポスターも街の至る所に貼ってある。

 

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f:id:RZ_TEST:20190901194834j:plain忍たま乱太郎』でお馴染み、漫画家尼子騒兵衛も尼崎市出身。

 

盟友・THUNDERとの全国ツアー

 

TAKU:THUNDERとタッグを組んで全国に回ったことで各地域の色んな人とリンクできましたし、その場所特有のボスする曲であったり、その街ならではのノリがあったりで面白かったです! 全箇所、当日用DUBを録ったりしてみんなにも喜んでもらえましたし、尼崎のレゲエを全国のリスナーの方にわかってもらえたかなって思います!

 

JACKEY:これはずっとやりたいなーって言うてたツアーでした。2017年、2018年と今まで2THUNDERと全国ツアーをしましたが、1回目より2回目の方が内容が良くなった印象。全箇所お客さんのVibesがよくてかなり楽しかった、2019年はやらんかったけどまたやりたいなって思ってます。ぼくはこの時期ぐらいからほぼ専属でTHUNDERのバックDJやってます。

 

YO-CHANG:2017年、初の全国ツアーですね。このツアーで初めて行けた場所と、久しぶりに行った場所、今までに無いリンクが広がりました。それまでは関西から遠い所だと先輩の2人が呼ばれる事が多かったんですが、ツアーが終わってからちょくちょく僕も一緒についていけるようになりました。このツアーがエンペラーに入ってからの自分の中のターニングポイントだと思っています。

 

f:id:RZ_TEST:20190902004841j:plainTHUNDER『尼の唄』にも出てくる、三和本通商店街にあるストリートショップ『DONOBAN』

 

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EMPERORのオリジナルTシャツも置いてある

 

ハイエスト、横レゲ出演

JACKEY:同じ年に日本大レゲエフェスに出れたのは純粋に嬉しかった。この2つのフェスは僕のSOUND人生の中の最初の1つの目標でした。高校の卒業文集的なやつで書いたぐらいです。完全にジョークで書いたのが現実になりました。

あと事故で亡くした友達とハイエスト出ようなって約束してたのでそれも果たせました。

 

YO-CHANG:ハイエストも何度か出演させていただいたんですが、何と言っても20周年の舞洲でのハイエストは感慨深かったです。地元の友達にも自慢しましたが、大学生のレゲエを聴きだした時の自分に言ってあげたいぐらいです。

 

TAKU:日本を代表する二大レゲエフェスに出演することはサウンドを始めた時からの夢でした! 10年前はお客さんとして舞洲のAブロックでタオルを振り回してたのが懐かしいです!
いつかあのステージでって夢から目標に変わっていって、舞洲のステージからアリーナを見た景色は格別で泣きそうになりました。
次は後輩達にかっこいい姿をみせて、夢を与えれるようなサウンドになりたいです!

あと「フェス」といえば毎年サウンドシステムを持って行かせてもらってる茨城の『BIG WAVE』も歴史が長い、素晴らしいフェスですね!

 

f:id:RZ_TEST:20190902010026j:plain主催フェス『尼崎レゲエ祭』を行う尼崎スポーツの森に到着

 

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JAPAN RUMBLE 2019、そして師弟対決

 

 

YO-CHANG:クラッシュ前はクルーの中で色々な話をする良い機会だと思います。メンバーが多いので録りたいと思うダブが合わないことも多いんですが、それもいい経験になりました。今回は久々に渡JAしてダブ録りから編集まで全て自分たちでやったので想いも乗ってたんだと思います。周りからも勝たなあかんやろ〜、ていう声もかなり頂いていたんで、ほんまに勝ちたかったですね。まだかけてないダブも山程あるのでまた現場に遊びに来てください

 

JACKEY:2018年にもJAPAN RUMBLEがあって僕らにもオファーがあったのですが、その時はタイミングも悪かったりTHUNDERとの全国ツアーが決まっていたのでお断りしました。次は絶対出ますって言いましたが。

それで挑んだ2019年だったんですが……今回もだめでした。でも自分の感覚では相手にやられた感じはしなかったです。自分達のミスと力不足で負けたっていうとこでした。2016年に負けた時よりも、「あれ?負けた?」って感じでした。

負けたラウンドの相手はずっとお世話になってる先輩のOGA君やったんですが、絶対勝たれへん相手ではないし、勝つ気まんまんやってぶっちゃけ勝ったと思った時にオガ君の方が冷静やって負けたって感じです。

オガ君とはまたじっくりクラッシュやりたいです。

 

TAKU:今年こそはチャンピオンになってタイトル掴みとりたかったです。WORLD CLASHに挑戦したいって気持ちは2016年よりも大きかったですね。

OGA君はサウンド始めて間もないときからずっと面倒を見てくれてたお兄ちゃん的な存在ですし、色んなことを教えてくれた師匠でもあります。

3ラウンド目で当たってしまうんかいって思いましたが、あのラウンドはオガ君も全部受け止めてくれましたし、自分達も全力でいけましたね!
負けたときはめちゃくちゃ悔しかったですが、なんか清々しかったです!
スポーツしてる感覚というか、高校野球の甲子園夏の大会みたいな。

 

f:id:RZ_TEST:20190902033319j:plain尼のハワイアン・カフェ『Pa'ina Wharf』でコーヒーブレイク

 

f:id:RZ_TEST:20190902034021j:plainオーナーの多田さんと一緒に

第4のメンバー・ZUNGGU ZUNGGUについて

 

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ZUNGGU:
色々なところでキャラクターだけが一人歩きしてる状態ですね。基本的にフロアでも無口なので、ほとんどのエンペラー・ファンは存在を知っていても僕のことを詳しく知らないと思いますよ。多分たっくんやジャッキー君達の横にいるロングヘアーの人って印象だけでしょうね?(笑)クルーとしての役割は他のメンバーが「Dance Hall,R&B,Hip Hop」などを掛けているのに対し、主に「Lover's Rock,Roots Rock,Dub(Dubwise)」などを選曲するってとこですかね。まぁ俗に言うオールディーズ専門のセレクターってやつです。僕はノート・パソコンを持ってないから基本的にレコードでプレーしてますけどレコード・プレーしてるのがセールス・ポイントじゃないので選曲と掛け方の違いを聴いてくれたらなぁて思ってます。

二年程前からラヴァーズ・ロック好きが高じてラヴァーズ・ロック関連のお仕事を頂けるようになりまして、ドキュメンタリー映画『The Story Of Lover's Rockの上映会イベントでトークショーに参加したり、あのキャロル・トンプソンと共演して親交があるおかげでアルバムのライナー・ノーツを執筆させて頂いた事がありました。ここ数年セレクターとして出演オファーを頂く度にラヴァーズ・ロックを掛けてくださいとオーガナイザーの方によく言われるので1年のほとんどを、このジャンルしか選曲してない気がします!(笑)最近はベース弾いたり、ミックスCDの制作をしたり色々してますよ。

 

LOVERS ROCKについて
ラヴァーズ・ロックは1970年代半ばにイギリスで誕生したレゲエのサブ・ジャンルで、主に愛をテーマにしたロマンスに満ちた音楽です。学生時代からソウル・ミュージックやマッタリした甘い質感のレゲエが好きだったので自然な流れでのめり込みましたね。僕はレゲエのレベル・ミュージックなところが好きなのですが、ここ最近の暴力的な内容や誰かに向けての無意味な誹謗中傷的な歌詞が大嫌いなんですよね。だからネガティブな歌を聴かされるぐらいならラヴァーズ・ロックを聴いて女性と抱きしめ合って踊る方が良いです!(笑)僕もいつかは自分なりのラヴァーズ・ロックを表現したいですね。プロデュースや演奏したりしてね。

あ、後これ書いといて欲しいんですが、日本にラヴァーズ・ロックをもっと広めるために永年の友人であるEARTH BEATのKO君と一緒にラヴァーズ・ロックの数々の名曲を和訳するサイト、その名も『It's A Romance』を最近立ち上げました!

素敵なヘッダーを作ってくれたのはfelinegroovyこと天才デザイナーのSANAEさんです。BIG UPさなちゃん!!(^^)

 

NYで長期修行中のメンバー・AXEショートインタビュー

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●NYでの活動
日本にいた時にSoundcloudでよく音源を聴いていたパーティーがあって、そこでプレイしてみたいと思って、パソコン持って行って「ちょっとやらしてくれよ」的な感じでお願いしたら、「は?なんで?」みたいなリアクションをされたんですが、ブースでパソコン開いて「次は俺だ!」っていうオーラを出しまくりながら待っていたら、そのままの流れでプレイさせてもらいました。そしてプレイ後にプロモーターが評価してくれて「毎週来いよ」って言ってくれたのが始まりです。
そのパーティーも後に終わってしまったんですが、そのパーティーのおかげで次のステップに繋がりました。僕は今でちょうどNY生活が1年半ぐらいで、レギュラーパーティー、単発、ベビーシャワー、レストラン、さらに暖かい時期は野外フェス、プールパーティー、BBQなどでプレイしています。  
NY市内だけでもシーンがかなりたくさんあって、場所やコミュニティーやパーティーによってかかる曲や盛り上がる曲、さらにお客さんの遊び方なんかも違うかったりするので、その日に合ったプレイをしっかりやって老若男女楽しませたいです。日々修行中です!
 
●EMPERORとしてこれから
今まで先輩たちが作りあげてきたEMPERORのスタイルを大事にしつつ、自分らしいスタイルも取り組んでいきたいです。
そして新しい事にも積極的に挑戦していきたいです!
メンバー全員のそれぞれの個性を活かした全員野球でチームをさらに大きくして、これからのシーンを底上げ出来ればと思っています!
よろしくお願いします!
尼の街への想い

TAKU:今は西宮に住んで長くなりますが、やっぱり尼崎には魅力を感じますね。

尼崎の街もそうですが、住んでる人達には凄いパワーがあると思います!
なんかジャマイカみたいやなって思ったこともありますね。
ガラが悪いイメージありますが、住めば都です。人情味があって温かいです!
今では住みやすい街No.1になるくらい大阪、神戸にもアクセスがよくて便利です。
最近では地方からアーティトも引っ越してきたり盛り上がってきてますね!

 

YO-CHANG:もともと京都に住んでいたんですが、EMPERORに入るタイミングですぐ尼崎に引っ越して来ました。当時はお金が無かったので、三畳一間という売れない若手芸人のような部屋に住んでいました(笑)。あまり家には居たくなかったので、その分尼崎の先輩達が毎晩遊んでくれましたね。なので尼崎に来てからも不自由なく楽しませてもらってます。最近は市のイベントにも出してもらえるようになったので、この街にもっとレゲエが根付いていけば面白くなっていくと思っています。

 

ZUNGGU:ぼくは大阪なので在住ではないんですが、やっぱりいつ来ても何か懐かしい気持ちになるというか……凄いあったかい街やと思ってますね。

 

JACKEY:生まれてからずっと尼崎に住んでいてほんまに尼崎が大好きです。だから全国、世界で音楽しても「尼崎レペゼンしてるぜ」って意識してます。小さいなーって思われるかもしれませんが、そこは変わらないです。

だから尼崎でダンスをするっていうのはこれからも絶対やし、尼崎レゲエ祭という大きなイベントは欠かせません。「尼崎っていうたらEMPERORやろ〜」って尼崎市民みんなが言うてくれたら嬉しいです。

 

f:id:RZ_TEST:20190902055602j:plainこの日はEMPERORのサウンド・システムを搬入しての野外ダンスも行われた

 

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f:id:RZ_TEST:20190907173013j:plainこの日TAKUが着用していたTシャツは自身のブランドROYAL MAJESTYのもの

 

今後の展望

JACKEY:来年は海外でのクラッシュが決まっているし、海外での活動も増やしていきたいです。NYでやってるAXEもいるのNYでも面白い事できたらなーなんて考えてます。

後はプロデューサーとしての動きも増やしていくつもりです、国内アーティストはもちろん、海外アーティストのプロデュースもしたいです。

国内外両方で通用するSOUNDっていいですね!

 

YO-CHANG:以前尼爆をしていた場所が潰れてしまっていたので、尼崎でオールナイトでレゲエをかけれるところが無かったんですが、ようやく同じ場所にライブハウスができました。自分達のPlayを観てサウンドを志すような若い子が出てきてくれたら嬉しいですね! 個人的にはスタジオワークのスキルを上げる一年にもしたいと思っています。

 

ZUNGGU:今年中にMix CDをリリースするつもりで動いていて、もうすぐ完成するところですね。あと来年からは個人的に新しい事にも挑戦してみます。僕は昔からプロデュース業に凄く憧れがあるんですよ。人の才能にプラスアルファするという仕事がどれだけ重要かいつも考えてます。どんなビッグ・スターの裏にも敏腕プロデューサーがいますからね。色んな作品を聴いてて感じるのが、プロデューサーそれぞれの個性が作品に反映されてるなぁと。レコードを買った時にジャケットの裏面にクレジットされてる名前を普段チェックしてるのですが、プロデューサーが変わるだけでこんなにも歌い手の良さって変わるんだと感心してますね。

今の日本のレゲエ界はプロデューサー不足ですから、セレクターで培ってきたセンスとアイデアを使って生バンドのラヴァーズ・ロック作品を作っていこうと思ってます。今はその2つで頭がいっぱいですね。

 

TAKU:今年でEMPERORが結成10周年なんで、11月に神戸、名古屋、横浜で10周年イベントを企画しています。全国のレゲエ好き、音楽好きみんなと一緒に盛り上がりたいですね! 詳細はもうすぐ解禁できると思います! お楽しみに!!

もちろん国内だけじゃなくて、世界にもアプローチしていきたいですね。
ジャマイカ、ニューヨーク、マイアミ、トリニダードは行ったことありますが、ヨーロッパやアジアでもPlayしてみたいです。

ちなみにJACKEYが言った通り2020年の3月7日にアンティーガでのサウンドクラッシュが決まりました。日本を代表して全力でぶつかってきます!
みんな応援よろしくお願いします!!

イベント企画ももちろんなんですが、MIX CD制作やプロデュース、アパレルの方も力いれてマルチに活躍はしていきたいですね。ぼく個人としてはZION GATEっていうWEB SHOPを自分で作ってCDや服、CBDオイルなんかも販売したりしてます!

あと毎週木曜日、夜10時から17ライブっていうアプリで"特攻のタクチャンネル"っていう音楽番組を配信しています。サウンドクラウドミックスクラウドでもアーカイブを残してるんで、是非チェックしてほしいです。

やることは山積みですが、今後のEMPERORにばっちり注目してほしいです!

 

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まだ自分がROCKERS channelというメディアで書いてた頃、初めて書いた記事を「これ絶対みんな読んで!」と、Twitterで勝手に拡散してくれたのが、たっくんだった。

「何か知らんけどめっちゃいい人がいる!」とかなり印象に残ったが、初めて会った時も普通にいい人で、それから今に至るEMPERORとの付き合いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼らが初めて聖地ジャマイカで『BOOM CLASH』に出た時は、何と“EMPEROR”というワードがTwitterのトレンド入り(!)まで果たし、新時代の到来を強く感じさせた。

EMPERORが日本を代表するサウンドにまで登りつめることが出来たのは、実力もさることながらその人柄によるところも大きいだろう。タフでなければ生き残れないショウビズの世界で、彼らは10年以上ずっと己をキープし続け、けして汚いことはやらなかった。

 

そう、いつだって彼らは「やさしくて格好良い下町のお兄ちゃん」だった。

 

今年のJAPAN RUMBLEの当日の朝、ズン様と一時間以上電話でバカ話をしてゲラゲラ笑い、

「あ、もう電車来たんで行きますわー!」

「おう行って来い! かましてこいよー!!」

で、見送ったのは忘れられない思い出。

 

10周年、本当におめでとう。ソロバンより。

 

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【SOUND profile】

兵庫県尼崎市。ダウンタウンの出身地としても広く知られる、この関西きっての人情味溢れる街から日本のレゲエ・ダンスホールシーンを大きく揺さぶらんとする若武者たちが居ることを、皆さんはご存知だろうか?  彼らの名前は『EMPEROR』。もしあなたが多少なりともこの音楽文化に興味をお持ちだったら、この名を覚えておいて間違いなく損はしない。

彼らが最初に注目されるきっかけを作ったのはサウンドクラッシュだった。
2014年、関西で行われたクラッシュの全国大会『WAR! WAR! WAR!』で準優勝を遂げると、その勢いのまま“聖地”ジャマイカへと飛び、 各国から名うての猛者がエントリーする『BOOM CLASH』に参戦。FIRE LINKSやTONY MATTERHORNなど世界トップクラスのSOUNDも エントリーする中、唯一のアジア人のREGGAE SOUNDとして死闘を繰り広げ、二度勝利を収めた(※実際にLINKSとは対戦も!)。 ま た、2016年の年末には翌年の『WORLD CLASH』の日本代表を決定する『JAPAN RUMBLE』に参戦。惜しくもトロフィーは逃すものの、 その若さ溢れる溌剌としたMC、巧みにカスタマイズされた日本語DUBは、全サウンド中一番と言っても過言ではないインパクトを残した。
もちろん、サウンドクラッシュで有名になった彼らだが、そればかりが『EMPEROR』ではない。 2017年には、尼の盟友・THUNDERとの初の全国ツアーも大成功させ、また、日本を代表するレゲエの二大フェス『横浜レゲエ祭』 『HIGHEST MOUNTAIN』にも初出演。 たとえ“クラッシュ”ではなくとも、何処であろうと常に“ゲンバ”をROCKし、数え切れないほどのライターの花を咲かすサウンド......それ が『EMPEROR』である。
この、「尼が生んだ若き皇帝」からはしばらく目を離す隙がなさそうだ。

text:SOLO BANTON

Twitter:@EmperorSoundAma Instagram:@emperor_japan

 

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【PHOTOGRAPHER profile】

1999年の春、サウンドマンに誘われて初めて行ったCLUBで聴いたDANCEHALL REGGAEに衝撃を受け、その後REGGAEにどっぷりハマる。

2002年 当時足繁く通っていた滋賀のCLUB RAGEのスタッフ YASSALに誘われREAL ROCK SOUNDを結成、セレクターとして活動し始める。
その数年後REAL ROCKを脱退し、YARD Hi-Fi SOUNDに加入、現在はTIGER BALMというセレクターネームで年に数回活動中w

カメラマンとしては、2008年趣味でカメラを始める。
写真の魅力にとりつかれ、出演するDANCEの現場でも自然と撮影し始め、遊びに行った先でもゲリラ的に撮影を敢行。
2018年、縁あって「JERK CHICKEN」 Jr.Dee の7インチレコードジャケットを撮影。
現在、小箱から野外フェスの撮影はもちろん、アーティスト配信曲のジャケット撮影や、宣材写真、幼稚園の運動会から飲食店の物撮りまで行い、撮影対象は幅広い。
笑顔を撮ることをモットーとしている。

Instagram:@tiger_balm_man

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日時:9月23日(月・祝) 12:00〜
場所:尼崎の森中央緑地施設 はじまりの森

【チケット取り扱い】
ローチケ/CNプレイガイド/e+/チケットぴあ/LINE TICKET
Lコード:52964
前売 5500円
タオル付前売り 7000円
団体チケット 20000円
※5名様まで入場可能

 

【出演】
THUNDER / CHOZEN LEE / SHINGO★西成 & DJ FUKU
PETER MAN / RUDEBWOY FACE
BIG BEAR / PERSIA
ジャパニーズマゲニーズ / J-REXXX
EXPRESS / VIGORMAN / SHADY / BOIL RHYME
たなけん / RAY / HIPLIN / DORA / IKKEI
KAZAN / ONEDER / ARC-MAN / KAWMAN
NATURAL P

EMPEROR
OGA from JAH WORKS
DOWN TOWN

 

 

 

 

 

 

 

 

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【SOLO BANTON】

ライター / デザイナー。全国各地のフライヤーやCDジャケットをPOPに美しく彩る『ソロバングラフィック』代表。また音楽ライターとしても活躍し、特に日本のレゲエシーンにおけるトレンドを生み出す重要人物として広く知られている。

Instagram:@solobanton.desu

 

 

 

 

 

 

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