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2019.2.18

DJ DAIKY | ソカ・ブレイン・ウォッシュ 〜トリニダード・トバコ SOCAによる洗脳〜

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「世界三大カーニバル」として知られるカリブ海トリニダード・トバゴ発祥のSOCAカーニバル。近年は同国出身のニッキー・ミナージュやバルバドス出身のリアーナなどセレブリティが参加している事が注目され世界的にも拡大しつつあるSOCAシーン。2018年から日本最大級のソカ・フェスティバル『JAPAN SOCA WEEKEND (ジャパン・ソカ・ウィークエンド)』の開催で日本でもシーンが発展しつつあります。

 

レゲエZIONでは、そんなSOCAの魅力を発信すべく日本人のSOCAアンバサダーとして活躍する方々にインタビューをしていく新企画「ソカ・ブレイン・ウォッシュ 〜トリニダード・トバコ SOCAによる洗脳〜」をスタート。

第一回目はDJとして活躍するDJ DAIKYにSOCAの魅力を語ってもらいました♪

 

 

 <JAPAN SOCA WEEKEND  2020』チケット販売中!>

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●2018年に『今、SOCAがキテる!世界三大カーニバル トリニダード・トバゴ産の「ソカ」徹底解剖』というテーマで対談をさせて頂いたんですが、その後の世界や日本でのSOCAシーンに変化はありましたか?
DJ DAIKY:日本は確実に(シーンが)育ってるよね。去年のSOCA WEEKENDもそうだし、自分主催のイベントをやってても新規のお客さんで「"SOCA"を検索して来ました」っていう人が結構いて、さらにSOCAを知ってからカーニバルに行きたいっていう人が増えました。

 


●ここ最近で、東京・渋谷にある一等地のクラブでSOCAがかかって盛り上がってるのを目の当たりにして「シーンが拡大しつつあるな」と実感しました。
DJ DAIKY:SOCAは入り口が広いので、少しづつだけど盛り上がって来ていますよね。

 


●世界的にはダンスホールのアーティストがSOCAの曲をリリースしてたりしますよね。
DJ DAIKY:"SOCA"っていうジャンルで考えると、トリニダードもセント・ヴィンセントもグレナダもバルバドスも各国SOCAのシーンがあってアーティストがいるんです。そういう意味でカリブ全体を見ると、SOCAのシーンが無いのはジャマイカだけなんですよね。もともとレゲエやダンスホールっていうジャンルが確立してたからそんなにSOCAをやる必要(需要)がなかったのかも知れないんですけど......。

 

Ding Dongとグレナダ出身のトップ・ソカ・アーティストMr Killa(ミスター・キラ)の2020リリース曲。

 

SOCAのヴェテラン・シンガーDestra Garcia(デストラ・ガルシア)とSpiceのコラボ曲。

 

キング・オブ・ダンスホールVybz Kartelの"Bicycle Ride"のSOCA Remix。feat.にSOCAのヴェテラン・アーティストBunji Garlin(ブンジ・ガーリン)。

 

 

ダンスホール界のトップ・アーティストであるKonshensのグルーヴィー・ソカ。

 

 

ダンスホール界の歌姫Shenseeaとトリニダードの歌姫Nailah Blackman(ナイラー・ブラックマン)のコラボ曲。

 

 

チャンピオン・ギャルズのシェンエンとナイラーの2019年ヒット曲。

 

 

キング・オブ・ソカのMachel MontanoとアメリカR&B界の歌姫Ashanti(アシャンティ)のコラボ曲。

 
●ダンスホールとSOCAのクロスオーバーが盛んですね。
DJ DAIKY:ここ最近はトリニダードとジャマイカの音楽が混ざりつつありますね。この間もMachel Montano(マシェル・モンターノ。世界的に有名なキング・オブ・ソカ)とVybz KartelのSOCAが出ましたもんね。でもこの曲はジャマイカ人のプロデューサーのTJ Records作ったんですよ。逆にトリニダードのアーティストがジャマイカのプロデューサーで曲出したりとか。

 

 

●DAIKYさんは元々ダンスホール、レゲエのセレクターとして活躍されてたと思うんですが、SOCAプレイヤーとしても両立して活動するまでの経緯を教えてください。
DJ DAIKY:カナダのトロントに住んでいる時にダンスホールやレゲエのパーティーでもSOCAが流れていた事で「ダンスホールのパーティーでかかるSOCAに限り」掘り出してかけ始めるようになったのがキッカケですね。最初聞いた時は「なにこのジャンル、知らないんだけど」って感じでしたね(笑)。

 


●当初のSOCAに対する印象は?
ただただハッピーだなって思いました......(笑)。当時はもうちょっとカッコつけたいなっていう感じの頃だったんで、一晩中この輪には入れないなっていう感じでした......。


●ダンスホールの雰囲気と比べても全然違いますもんね。
DJ DAIKY:僕も最初はリリックがハッピーすぎてTOO MUCHに感じてて、しばらくは傍観者でした......。なので今僕が現場でSOCAをかけた時に盛り上がる人と傍観者になる人の気持ちってすんごく分かるんです。その違いって言うのは「カーニバル」に行った事ある人とない人の違いなんですよ。

 

●なるほど。
DJ DAIKY:僕がカーニバルに行こうと思ったのは妻と出会ってからです。2017年の終わりにロンドンに移住して、2018年の2月にトリニダード・トバゴに行きました。Army Fete (アーミー・フェテ。SOCAのメジャー・アーティストが大勢出演する大きいフェス。このフェスの開催日から本格的にカーニバル・シーズンに突入する)に合わせて到着して、一連のカーニバルを経験してからはSOCAの聞こえ方が全く別物になりました。初めてジャマイカに行った後から曲の聞こえ方が違うみたいな感覚です。

 


●初めてのカーニバルの印象は?
DJ DAIKY:トリニダード・トバゴという国に対してジャマイカみたいな感じをイメージしてたんですけど、どこに行っても路面が舗装されてて意外にもアップタウンでした。トリニダードはカリブのNYと言われたりもしてるのでカリブの中では都会です。国をあげてのカーニバル・シーズンは世界中から色んな人が訪れるので街もすごい活気づいてます。カーニバル自体はもうほとんど裸みたいな女の子がいっぱいですごく楽しいです(笑)。

 


●アハハ!(笑)。男性だとやっぱりそういう視点になりますよね(笑)。
DJ DAIKY:迫力がすごかったですね(笑)。あとは、単純に友達や皆んなでフェスに行って遊ぶって楽しいよねっていう事です。カーニバル全体を通して音楽的には、絶対に毎年皆んなが「一つになる曲」がリリースされるんですよ。そしてカーニバルでかかったトップの曲が一年間世界中で流れていくっていう感じです。

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●現地でプレイしてみてどうでしたか?
DJ DAIKY:反応が良いのですごく楽しいです。ダンスホールやレゲエと違うのは、カーニバル参加者が街を練り歩きながら踊ってるんでPULL UPしてMCしてっていう展開だと足が止まっちゃうので、足を止めない様にテンポを崩さず繋いで頂点まで持って行く感じです。

 

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●カーニバルならではですね。
DJ DAIKY:そうですね。実際にカーニバルを体験してそういう流れや楽しみ方が分かる様になったし、DJとしてもSOCAの人たちの仕事の仕方を見て勉強にもなりました。

 

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●SOCAとダンスホールを両立するプレイヤーとしてむずかしい事はありますか?
DJ DAIKY:もともとはレゲエ、ダンスホールのセレクターから入ったので、僕が今まで追ってきた言葉はパトワ語だしMCの言語的にはパトワ語が好きなので、SOCAをプレイしながら「ボンボ◯ラ」って言っちゃいそうになる時もあります(笑)。そういうバランスを自分の中で模索しています......。僕の主催のイベント"Rum 'N' Bass"ではジャマイカ人もトリニダード人も遊びにくるので、どっちのカルチャーにも恥じない、満足させられる様なプレイを心がけています。

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●SOCAの好きなところは?
DJ DAIKY:全員で一体できるところ。カーニバルはお祭りなのでエナジーが本当すごい。

 

 

●私はSOCAを聞いてて何故か感動した事が何度かあるんですけど、これってどういう感情なんですかね?(笑)。
DJ DAIKY:そう!SOCAって感動するんだよね。僕が初めてトリニダードに行った2017年は国内で凶悪な犯罪が多発している時だったんだけど、その年のロード・マーチ(その年一番流行った曲)が"Full Extreme"っていう曲で、リリックの内容が「街がもし燃え崩れちゃっても俺らはジャミンしてるぜ〜♪」っていうアップテンポのパワー・ソカだったんです。普通に聴くとただのハッピーソングに思えるんですけど、実はすごくツラい事実が背景にはあって「犯罪や事件が多くてもハッピーでいて今いる時間に感謝してセレブレイションしましょう」っていう屈しない気持ちとバイブスが曲で伝わって、きっと感動するんだと思います。

 



●SOCA 2020の一番の注目曲は?
DJ DAIKY:う〜ん......。めっちゃ悩むけど、"Dear Promoter"ですかね。あの曲は一体化すると思います。僕がセレクトした"SOCA 2020"の注目曲のプレイリストもチェックしてみてください♪   

 


 

 

 

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RUM ’N’ BASS Yokohama.
-TnT After Carnival Special-
今年1発目は横浜で初開催!Rum N Bassのインスタフォロワーさんはディスカウント+飲み物付き。Socaの本場トリニダード・トバゴのカーニバル後の週末!日本でもアフターカーニバルの勢いで2020年初RUM N BASSを始動!もちろんReggae, Dancehall, Afrobeats, Hip Hopも満遍なく楽しめます!Instagram:@rumnbassjapan
 

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DJ DAIKY
活動歴 : 2009-現在 出身: 神奈川県
ジャンル : Dancehall, Reggae, Soca, Hip Hop, Afrobeat, Reggaeton, Top40, Edm, House,
Disco, Soul, Jazz, R&B, UK Funky, UK Bashment, Grime, Garage, Salsa, J-Pop, Etc…
カリブ海の音楽、Dancehall, Reggae, Socaのシーンにて、国内外で高い評価を得ている
DJ。世界7カ国の地にて様々な人種のオーディエンスに向けてのパフォーマンス経験から、他
にも多ジャンルの音楽を自由に操り、臨場感のある MCを織り交ぜながら観客を盛り上
げ続けている。2011年よりカナダのトロントへ、また2016年よりイギリスのロンドンへ長期滞在し、現地のクラブなどでの下積みからレギュラーのイベントを持ち、ゲスト出演なども果たす。
本場カリブ海のジャマイカ、トリニダード・トバゴでのゲスト出演、近年ではベルギー、
オーストラリアなどにもゲスト出演を果たし、インターナショナルな活躍をしている。また、日本国内では自身の地元で2017年より毎年開催している野外フェス、【M Town Festival】を神奈川県三浦市で主催。また、ロンドンから逆輸入したインターナショナルパーティーのブランド【Rum & Bass】を東京を中心に、沖縄、岩手など地方でも開催し、オーガナイザーとしても活動をしている。
Instagram:@djdaiky_japan

 

 


 

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【Seira Yonamine】

インタビュアー / ライター

地元沖縄を離れ、現在カナダ・トロント在住。

I want to create something that can be shared with a lot of people.

Instagram:@selah_8163

 



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