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2020.10.3

BIG BEARが還ってきた!アブナイ6発の弾丸、しかと受け止めよ!

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「BIG BEAR」。

レゲエ界ではその名を知らぬ者はいないディージェイ。メロディアスなフロウと攻撃的なリリックで、常にシーンを牽引してきた彼が、JUMBO MAATCHのレーベル「BEAN BALL RECORDS」から6年ぶり、待望の新作EP「Re:Volver」を9月9日にリリースした。世界的なコロナの流行を吹き飛ばすような、力強く唸るベース、そしてバッドなリリック。どれをとっても6年ぶりとは思えないフレッシュかつバイブスに溢れた仕上がりとなっている。 

 

今回は、秘められたBIG BEARの素顔を紐解くべく、EPの制作秘話からパーソナルな話題、アーティストとしてのアティテュードに至るまで赤裸々に語っていただいた。

 

 


●今回EPという形では前作から期間が空いたと思うんですけど心境的にはいかがですか?

BIG BEAR:自分でも待たせたなという感じはあるんですけど、自分の名前で出すのが6年ぶりってことでその間は外仕事というか、他のレーベルさんから出させてもらったりしてたんで、久しぶりな感じで新鮮ですね。

 

●自分自身の中で長かったなとか短かったなとかそういうのはありますか?

BIG BEAR:長いとは思わなかったですけどね。もう6年かというか。

 

●なるほど。今回のEPなんですけど実際制作に取りかかって最終完成するまでどれくらいの期間作業なさってたんですか?

BIG BEAR:だいたいお話もらって出来上がってまでは約2年くらいです。

 

●そうなんですね。ベアーさんの中では結構長い制作期間ですか?

BIG BEAR:そうですね。なかなか長かったです。

 

●今回のEPの作品の上でのコンセプトとかまたテーマとかありましたら教えてください。

BIG BEAR:今回の「Re:Volver」っていうタイトルは銃の弾を入れるところのことで、「回転する」とかそういう意味もあるんです。まずそこに「ずっと回転させて聴いてほしい」っていう思いを込めました。で、今回イントロを抜いたら全6曲なんですけど、マグナムっていう銃のリボルバーは6発入りなんでそれにもかけてますね。ちなみにタイトルを「Re:」「Volver」って2つに分けたことにも意味があって、どっちも「還ってくる」という意味があります。自分の状況とも繋がってるなと思ってあえて分けました。

 

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●なるほどなるほど。今回EP全体を聞かせていただいて、バッドなチューンが多いイメージなんですけども、そういう曲を多く制作されたりするマインドになるきっかけとかっていうのはありましたか?

BIG BEAR:そうですね。元々「BEAN BALL RECORDS」っていうレーベルが攻撃的な「危険球」っていうところでリリースしているっていうので、「BEAN BALL RECORDS」らしいテーマから外れないように作りました。

 

●EP全体の中で、推し曲とか特に思い入れの強い曲とかがありましたら。

BIG BEAR:6曲なんでそれぞれ思い入れはたくさんあるんですけど、最後の「LIVE MY LIFE」とかですかね。自分の中では一番最後に作った歌なんで、心境的にも一番新しいかなっていうのもあったり。でもずっと思ってることを形にできたんでいい感じでまとまったんかなっていう感じはありますね。2曲目の「CYAAN STOP MI」ていう曲は、「Re:Volver」のお話もらって一番最初に作った歌なので、思いがそのまま乗っているというか。でも話していったら一曲一曲が全て思い入れなんですけどね。

 

●今回客演されているのが、JUMBO MAATCHさんとRUDEBWOY FACEさんっていう形で、ジャンボさんは「BEAN BALL RECORDS」のつながりだとは思うのですが、客演に入ってもらう人を選んだポイントというか、こういう理由で一緒に曲を作ったていうこととかがございましたら、教えていただけたらと思います。

BIG BEAR:ジャンボくんの方は、「Re:Volver」の話もらう前からあった曲なんですけど、自分が「BEAN BALL RECORDS」でリリースするんやったら、コンビは絶対入れたいなということでそこはすぐ決まりました。ルーボイくんに関しては「誰とコンビしたい?」ってジャンボくんに聞かれた時に、今までやったことないし、素直にルーボイくんって答えました。

 

 

●ってことは、その曲を作る上では、同じスタジオに入ったわけではなくて?

BIG BEAR:そうです。全部別で。ルーボイ君はジャマイカ滞在中だったので、日本とジャマイカでやりました。

 

<楽曲DL>


●「CYAAN STOP MI」が推しと聞いたのですが、昨日ちょうどMVを拝見しました。レゲエシーンのアーティストさんやサウンドマンがたくさん出演されていてびっくりしたんですけど、そういうMVにしようと思ったきっかけとかはありますか?

BIG BEAR:自分が主体の話なんですけど、一人やったら絶対無理なんで。そこも映像で表現したいっていうのもあるし、はっきりストリートっていうのを全面的に出していきたいっていうのもありますね。

 

●すごくアングラな感じというか。みんなで歩いているシーンとかもあって。最近撮影されたんですか?

BIG BEAR:7月の後半くらいに撮りました。

 

●ベアーさんの繋がりで、出演者にはすごく有名な方とかもたくさんいらっしゃって。
BIG BEAR:日頃一緒に遊んだりとか、つるんでる人たちなんで、電話してこういうことすんねんけどって説明して集まってもらった感じですね。

 

<楽曲DL>

 
●すごく長いキャリアがあると思うんですけど、アーティスト活動を行う上で心がけていることとかはありますか?

BIG BEAR:やっぱり飽きないことですかね。自分が飽きてしまったら聞いている人もそうなってしまうと思うので。

 

●長くやっていく上でアーティストさんは歌いたい内容があるからずっと続けていらっしゃると思うんですけど、歌う内容が枯渇するとか、アイデアの面ででなくなるっていうのは今までありましたか?

BIG BEAR:今までも全然ありましたね。すんなり全然できないこともあったし。

 

●どういう風にして乗り越えてきたのですか?

BIG BEAR:気分を変えるために、作っている曲と似たようなテーマの映画見たりしてますね。一度止まってしまうとこれ以上一人じゃどうにもできないんですけど、結局やりきらなあかんていうのもあるし。トラックもずっとかけてるので、作ってる曲が嫌いになりそうになる時もあるんですけど。でも実際完成してみたらそういうことを乗り越えた上で、納得できるものができたなってなりますね。

 

●ベアーさんは一球入魂というか一曲入魂タイプなんですね。

BIG BEAR:歌っている人ってみんなそういう思いですからね。世の中に売り出していくっていう自分の分身なんで。


●今回バッドなチューンがすごく多くて、他のアーティストさんに対する思いが見え隠れするような歌詞もありましたが、実際ベアーさんが、今のレゲエシーンであったり、他のアーティストさんに対して感じていることとか、こうなってほしいって思うことはありますか?

BIG BEAR:そうっすね。どうなっていったらいいか。こればっかりはなんとも言えないというか自分のことで必死なんで。他のアーティストさんのこともどうこう言うのもおこがましいというか。でももっとレゲエを聞いてくれるお客さんを増やすにはっていうのは各々考えて意識して高めていかなあかんっていうのはありますね。

 

●やっぱりベアーさんの中で、「レゲエ」っていうのが一つ重要な要因というか、ファクターになってくるんですかね。

BIG BEAR:そうですね。やっぱり自分がやっているのはレゲエっていうのは自覚はしているし、伝えてるのはレゲエなんで、そこはやっぱブレたくないなっていうのはありますね。

 

●今コロナもあって歌える場所やイベントとかも限られていると思うんですけど、そういう中で、どういう風に制作や活動をしていましたか?
BIG BEAR:今はライブはできないので、配信とかでやれることはやっています。こうやって人前に出ない期間は、自分で動いていかなあかんと思うので。でも結局やらなあかんことは変わらないと思いますね。

 

●そのやらないといけないことっていうのは、具体的には?

BIG BEAR:制作であったり、自分の作品ですね。まだ「BEAN BALL RECORDS」さんからはEPだけなんで。自分のプロデュースでやるべきことがあるっていう、そういうことですね。

 

●最近はYOUTUBEも出演なさってますよね。普段アーティストさんのパーソナルな一面見られることも少ないので、こんな方なんだというのがすごくわかります。

BIG BEAR:公開処刑みたいなってて......(笑)。

 

●(笑)。でも、CHEHONさんと、NATURAL WEPONさん、ベアーさん、すごく雰囲気的にも、本当に仲がいいんやなっていうのが伝わってきて......新しい一面が見れました。

BIG BEAR:仲はめっちゃいいですね。


●コロナが開けたら一番やりたこととかってベアーさんの中で何かありますか?

BIG BEAR:やっぱり今は「Re:Volver」関連のイベントとかやりたいですね。

 

●実際、コロナの中でEPを発売されるっていうのは動きが制限される部分も実際にあると思うんですけど、もうちょっとイベントができるようになってから発売しようとかになったりしなかったんですか?

BIG BEAR:リリースに関しては二転三転ありました。コロナのことを第一に考えて今リリースするべきなんかとかっていうのもあったし。でも俺的には歌詞にも「2020」って入れてることもあって、今年中にリリースしたかったんで今出しました。本当は夏リリースできたらいいなって思ってたんですけど。

 

●制作なさる時には、どういう風なアプローチで楽曲制作に入っていかれるんですか?

BIG BEAR:先テーマを決めて、これやったら何チューンがいいかなとか。最初にテーマを決めて作りますね。

 

●テーマを決めてから、オケ探しか、オケを決めてから、テーマなのか。どちらですか?

BIG BEAR:俺はだいたいオケですね。トラック聴いて、このオケやったらこういう感じとか。若い時は自分のオケっていうのがなかったんで、こうレコードの裏とか、オケで合う奴を探していたという感じですかね。

 

●自分のメロディだけがあるんですね。そのオケを聴いてこれギャルチューンやなとか攻撃的なっていう風に色々なんとなくこう自分の中でイメージあると思うんですけど、その辺はどうですか?
BIG BEAR:でも、こういう曲書きたいからこういう感じで作りたいっていうのを頼むことはあります。発注じゃないですけど。イメージを伝えて。「CYAAN STOP MI」や「LIVE MY LIFE」もそうでしたし。ルーボイくんのもそう。

 

●今回のEPに関してはトピックがあって、それに合わせたオケで頼んでいる曲とかも結構あるんですね。いつもオケをお願いしている人っていうのは?

BIG BEAR:だいたい自然と決まっていくというか。やっぱり自分がいいなと思う人にお願いして、作ってもらってますね。

 

●オケを聞く上で、ピンとくるポイントってあったりしますか?

BIG BEAR:勝手に体が動くのがまず第一ですね。乗れない歌では書かれへん。あとベースがボンボン鳴ってる方が好きですかね。

 

●私今回のEPの中で一番好きなのが「CYAAN STOP MI」で、家でも一週間くらいずっと踊ってて。もう一回聞いてすぐに「踊れる曲や!」と思ってすごくいいなって。早く現場で聞けたらなと。すごくゾクゾクするというか。

BIG BEAR:あれはすごい音というか、リリックがなくても「よっしゃー!」みたいな。

 

●朝とか聞いて「やったるで!」っていう気持ちになる曲ですよね。聴きながら仕事とか向かったりして気合入れるのにすごく聞かせてもらってます。

BIG BEAR:攻めますね(笑)。

 

●個人的な話なんですけど、ベアーさんの女の子の曲もすごく好きで。今回のEPのギャルチューン「HOLD YOU」はやっぱりベアーさんの理想の女性について歌っているんですか?

BIG BEAR:そうそう。理想をバラした曲。好きなタイプ。

 

●ギャルチューンってアーティストさんの理想の女性像が出ると思うんですけど、ベアーさんはどういう女性がタイプなんですか?

BIG BEAR:やっぱり綺麗な人。綺麗な人誰もが好きやと思うんですけど。気強そうで。

 

●まさしくダンスホールのギャルですね。

BIG BEAR:あと自分だけが知ってる綺麗とか、自分だけが可愛いと思ってたらいいんじゃなくて。誰が見ても可愛いくて綺麗で、誰が見てもいい女というか。男性の気持ちを代弁しましたね。

 

<楽曲DL>

 

 

●うんうん。私はダンスホールのダーティな部分にすごい惹かれるところがあるんですけど、そんな中でベアーさんの曲は女性に対してソフトでリスペクトが感じられる曲が多くて。そういう部分でベアーさんのギャルチューンすごく好きなんです。では、最後にEPに関して特に伝えたいことがありましたら聞かせてください。

BIG BEAR:そうっすね。今回自分的にずっとやってきた思いとかを今の歌詞で表現できたっていうのもあるし、ストリートっていう自分がいてる立ち位置っていうところ、だからみんながみんな俺の曲がいいって思ってくれんでもいいしというか。別にかっこいいと思う人だけが理解してくれたらいい。そういう思いでやってるところもあるんで。届けへん人もおるかも知らんけど、まあ一回聞いてみてって感じですね。それに共感できひんかできるかっていう。

 

●なるほど。

BIG BEAR:今はCDじゃないんで全部ワンタッチで聴ける訳やし、今まで音楽を聴けへんかった人も聴くのが簡単になるから、音楽業界的にもいい方向に進んで欲しいですね。配信できるようになったからCDが売れへんようになったっていう悪い結果を聞いたりもしますけど、どんな形であれやっぱりみんなに届いて欲しいですね。一回聴いてみて欲しいです。

 

<アルバムDL>


●私も個人的にも「Re:Volver」布教しておきます!ここ最近ずっと聞いていたので、また引き続きリピートしていくつもりです!本日は貴重なお話ありがとうございました!

 

 

BIG BEAR EP「Re:Volver」発売を記念してNEW GOODSが登場!

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BEAN BALL RECORDS ONLINE SHOPから、先日発売されたBIG BEARのNEW EP「Re:Volver」のリリースを記念してBIG BEAR×BEAN BALLのオフィシャルグッズ [Re:Volver T-SHIRTS] が登場!詳しくはこちらのリンクから!

BIG BEAR EP「Re:Volver」発売を記念してNEW GOODSが登場!

 

 


 


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【タカネ】
和歌山県出身、大阪府在住。ライター、インタビュアー。
HIPHOP、dancehall、R&B、afrobeatsまでイマのブラックミュージックに関することを言葉を使って表現している。Instagram:@takane1120

 
 
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