Album「50(fifty)」は、HIPHOP/HOUSE/dance musicシーンで活躍するキーボーディスト・サウンドプロデューサーであるタケウチカズタケの「blueprint」(2021年作)以来の11作目のフルアルバムで、 これまでのインストメインの作品と違い、今作は「歌に拘った作品」が中心で、作曲編曲演奏トラックプロデュースだけでなく、いわゆるメロディラインや歌唱までを担当、作詞に至っても全12曲中4作を自ら拘り、手掛けている。 メロディとコード感、歌も含めて「タケウチカズタケらしさ」を表現した作品を残していきたい、という決意表明的な作品である。 楽曲制作は主に2021年、コロナ禍において曲を書き溜めて、 タケウチカズタケが音楽人生で出会ったミュージシャン、 シンガー、ラッパーに、まるでラブレターを送るかのように、 それらの曲を送り、その作品に共感、共鳴してくれた人達と 約4年の時間の中で作り上げた。 Bird、多和田えみ、Sweep、shyoudog from 韻シスト、岩崎慧（セカイイチ）といったヴォーカリストから、HI-KING TAKASE、JAB（高槻POSSE）、atius（高槻POSSE）といったラッパーまで、多彩なゲストを迎え、タケウチカズタケが、次の10年で目指す場所へと繋がる重要な作品、 これが生誕50周年の2025年にリリースとなった、Album「50(fifty)」で ある。
