今年も1週間の間、開催地のモンテゴベイの街はSUMFEST渋滞も起こし、世界中から来たレゲエファンで埋め尽くした。メインの2日間のステージショーはレゲエ、ダンスホール、R&Bを代表する人気アーティスト達の豪華なパフォーマンスで観客を魅了し、ジャマイカの音楽シーンを彩り、忘れることのできない音楽体験を経験した。日本人としてはBadgyal Marie率いるNororious soundがサウンドクラッシュで優勝というとにかくめでたいSUMFESTとなった。
Sumfestってなに?って人はまずこちらから(https://sd.reggaezion.jp/articles/sumfestsooncome)
2023年のSumfest記事はこちら(https://sd.reggaezion.jp/articles/20230806_sumfest)
今年のメインスポンサーとなったカリビアンエアーはSUMFEST便としてロゴ入りの便をトリニダッドから運行、モンテゴベイについてホテルの送迎、そして会場へと乗客を導引した。
















去年同様出演のRich and rich のPablo YG とMalie Donの後、ギャングスタラスMungaが5年間ぶりに出演。"bad from mi born"など古めビッグチューンから"Nah mad"のエネルギッシュなステージでカムバックを果たした。


bob marley の写真がステージ後方画面に映し出され極太のスプリフをゆっくり吸いながらMCのYG MARLEY!という声とともにステージに登場。"Meant to Be"や"Survival"などオリジナル曲のパフォーマンスで幕を開け、長男のZion Marleyもステージで一曲披露。そしてダンスホールアーティストのJahshiiもステージにあげた。










turbluenceが出てきた朝5時半ごろ、持ち時間が15分という短い時間だが、さすがベテラン、Notoriousからフリースタイルで観客を沸かし、"Ex girl friend","Want a natty""name and number"でクィック&スパイシーな完璧なショーだった。




ルーツロックレゲエアーティストのRas I の"king man thing"の後お待ちかねの人気急上昇のNigy boyがエイリアンのような衣装で特大のロボットと共に登場。


犯罪や暴力で有名なエリアだが実はこのエリアから多くの才能あるエンターテイナーが生まれている。Nigy Boy, Jah cure,Tommy Lee , ダンサーのMarvin , the Merital Familyなどだ。
前にSumfestに母親と来て楽しんでた少年が今は堂々とステージで立って歌って盛り上げている姿に観客は心を掴まれっぱなしだった。大合唱だった"Judgement"、"continent"。 拍手喝采のステージだった。
パフォームの後モンテゴベイの市長が特別賞を授与した。
新しい世代の今後期待のビッグアーティストだ。



ただ、会場にいる人しかパフォーマンスを見れず数万人の失望したyoutube ライブ視聴者からは非難され賛否両論となったが会場に来た人だけのスペシャルな時間だったことは間違いない。
